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「Opera GX」が大型サマーアップデート ~Linux版を導入して「Steam Deck」でも利用可能に

起動が2倍高速になったほか、AI機能強化や、マウスやタブなど、操作に関する改善も多数

「Opera GX」が大型サマーアップデートを発表

 ノルウェーのOpera Softwareは6月25日(現地時間)、ゲーミングブラウザー「Opera GX」の大型サマーアップデートを発表した。今回のアップデートでは、Linux向け公式ビルドが公開され、対応する配信プラットフォームを通じて、PCや携帯ゲーム機「Steam Deck」でも「Opera GX」が利用可能になった。また、デザインの刷新、パフォーマンスの最適化、ユーザーの声を反映した新機能の導入など、多岐にわたる改良が行われている。

「Steam Deck」でも「Opera GX」が利用可能に

 パフォーマンス面では、「Opera GX」の起動が数カ月前と比較して2倍に高速化された。また、タブや画面上部のボタンなど、使用頻度の高いエリアの応答性も向上している。さらに、大量のModを導入している場合でも、画面が軽快に動作するよう画像処理が調整された。

起動が2倍高速化

 デザインと操作性の面では、タブの機能が改良され、より直感的にマウス操作できるようになった。複数のタブを連続して閉じる際、マウスを動かさずに閉じ続けられるよう×ボタンの配置が調整されている。また、動画を別ウィンドウで表示するビデオポップアウト機能の透明度の処理やビデオの操作性も改善された。

改良されたタブ機能

 新機能としては、ブラウザーの機能を試験的に導入して試せる「Playground」が新設され、「Panic Button」や「Fake My History」などの機能が1つの拠点に統合された。これらは全て任意で有効化できる。また、ファイル選択機能「Easy Files」が改良され、表示されるファイル数が増加し、複数ファイルの一括選択をしやすくなった。

Playground

 サイドバーで音楽を再生した際に画面上部へ自動表示されるミニプレイヤーが導入された。このプレイヤーは画面内を自由に移動できるほか、他のタブで動画が再生された際には自動で音楽を一時停止し、動画終了後に再開する機能を備えている。

ミニプレイヤー

 AI機能については、開いているWebページや「Tab Island」と呼ばれるタブグループの内容を要約・比較できる無料の「Opera AI」が強化された。サイドバーにはGoogleの「Gemini」が追加されたほか、外部のAIが「Opera GX」を介してインターネット上のタスクを実行できる接続機能も実装された。AI機能は任意であり、設定から無効化できる。

 広告ブロック機能については、エンジンが刷新され、外部のブロックリストやフィルターに対応したことで、より高速で効率的な機能へと進化した。