NEWS(09/09/24 17:51)
顔認識を利用した人物タグを写真に付加できるようになった「Picasa」v3.5英語版
“Google マップ”へ写真をドラッグ&ドロップしてジオタグを付加する機能も追加
米Google, Inc.は22日(現地時間)、同社の写真共有サービス“Picasa ウェブ アルバム”と連携する多機能写真管理ソフト「Picasa」の最新英語版v3.5を公開した。最新版の主な変更点は、顔認識機能を利用して写真に写っている人物名を登録できる“name tags”機能が追加されたこと。
“name tags”は、画面右下の[People]ボタンを押すことで利用可能。サムネイル画面で人の顔が写っていると思われる写真を選択した際に、自動で認識された顔の部分が右サイドバーに表示され、人物名を入力できるようになる。また、写真の拡大画面では手動で人物の顔を選択し、人物名を付加することも可能。
写真に入力した人物名は、通常のタグと同様に検索時に利用できるほか、左サイドバーの“People”欄には写真が人物ごとにまとめられる仕組み。“People”欄の人物名を選択すると、写真の顔の部分のみがサムネイル画像として表示され、サムネイルをダブルクリックすると写真全体を表示できる。
そのほか、画面右下の[Place]ボタンを押すと右サイドバーに“Google マップ”の地図が表示され、この地図上にサムネイル画像をドラッグ&ドロップすることで、写真を撮影した位置情報をジオタグとして付加できるようになった。これまでも、「Google Earth」と連携してジオタグを付加する機能を備えていたが、より手軽にジオタグの付加が行える。
さらに、通常のタグを付加する際によく使うタグをボタンとして表示し、簡単に付加できるようになっている。
本ソフトは、Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在本ソフトの英語版公式サイトからダウンロードできる。なお、編集部にて試用したところ、インストーラーの一部文字列が文字化けする現象が発生したが、インストール自体は正常に行えることを確認した。
- 【著作権者】
- Google, Inc.
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.5.0 (Build 79.67,0)