やじうまの杜

「Microsoft 365」(Office)アプリのアイコンが刷新 ~2018年以来、約7年ぶり

「Copilot」を加え、より“流動的なフォルム、鮮やかな色”に

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新しい「Microsoft 365」アプリのアイコン。10個のコアアプリ――Copilot、Excel、SharePoint、Microsoft Defender、Outlook、OneNote、OneDrive、Word、PowerPoint、Teams――が一つのシステムのもとデザインされている

 「Microsoft 365」(Office)アプリのアイコンが、また新しくなるとのこと。2018年以来、約7年ぶりのようです。

 新しいアイコンデザインのテーマは、“流動的なフォルム、鮮やかな色”とのこと。たとえば、以前の「Word」アイコンは微妙に異なる5つの青を基調としていましたが、新しい「Word」アイコンは3つの青のグラデーションを組み合わせたものになっています。シンプルでありながら色彩はより豊かになっており、アイコンの造形も立体的で、厚みのあるものになっているのがわかります。

「Word」アイコンを例に、新旧アイコンを比較

 今、わざわざ「Microsoft 365」アプリのアイコンデザインを一新した理由としては、同社の生成AIアプリ・サービス「Copilot」の存在が大きいでしょう。前回のデザインリフレッシュでは「Microsoft 365」に含まれていませんでしたが、今や「Copilot」こそが「Microsoft 365」の中心と言えます。「Copilot」を加えたうえで、もう一度デザインを再構築したいと考えるのも自然なことでしょう。

これまでの「Microsoft 365」アプリのアイコンデザイン

 これらの新しいアイコンは、今後数週間以内にWeb、デスクトップ、モバイルで、個人および法人向けに順次展開されるとのことです。