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「Word」「PowerPoint」の画像にAIが代替テキストをつける機能、改善のため仕様変更
「Microsoft 365」は「バージョン 2510」より実施、買い切りの「Office」でも
2025年11月27日 14:22
米Microsoftは11月19日(現地時間)、「Word」と「PowerPoint」で画像の代替テキスト(alt text)をAIで生成する仕組みを変更すると発表した。これまでは画像認識のためのクラウドサービス「Azure Vision」で自動生成する仕組みとなっており、説明がときに一般的過ぎて、文脈が欠けていたりすることがあった。その欠点が改善されるという。
新しい代替テキストの自動生成は生成AIで行われ、より内容が豊かで、文脈に沿った結果が得られるとのこと。その代わり、自動ではなく、オンデマンド(手動)での生成となる。つまり、ユーザーが画像を選択して、代替テキストの生成を選んで初めて、生成AIによる説明が追加される。アクセシビリティルールで代替テキストの欠落チェックを実施することで、代替テキストの生成を行うことも可能。
この変更は、「Microsoft 365」に含まれるWindows版「Word」「PowerPoint」の「バージョン 2510」(Build 19328.20000)以降で実施される。買い切りの永続ライセンス版「Office」の場合、従来の自動生成は既定で無効化となる。ただし、[アクセシビリティ]設定画面で再度有効化することは可能だ。















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