新しいアプリアイコンがデスクトップ版にも ～「Office 365」2019年4月更新

「Office」の新しいアイコンデザイン

　米Microsoftは4月29日（現地時間）、「Office 365 ProPlus」の月次チャンネルをアップデートした（バージョン 1904、ビルド 11601.20144）。“Office 365”の購読者であれば、最新版が自動でダウンロード・適用される。

　本ビルドでは、以前扱っていたドキュメントを探すのに便利な検索ボックスが［ファイル］－［ホーム］画面に追加された。キーワードをタイプすると、それに応じた検索候補がプルダウンでサジェストされる。この機能は「Word」、「Excel」、「PowerPoint」で利用可能。環境によっては利用できないことがあるようだが、いずれ追加されるはずだ。

以前扱っていたドキュメントを探すのに便利な検索ボックス

　また、プライバシーコントロールが改善された。MicrosoftはOfficeアプリケーションを改善するため、クラッシュログや利用統計といったさまざまな診断データを収集・送信している。そうした情報が外部に送信されることに不都合がある場合は、“グループ ポリシー”で制限したり、禁止することが可能。新しい「Diagnostic Data Viewer」を利用すれば、Officeアプリケーションの診断データを閲覧することも可能だ。

　そのほかにも、昨年末に発表されていた「Office」の新しいアイコンデザインがデスクトップ向けにも導入された（モバイルとWebには導入済み）。また、新元号“令和”のひらがな・漢字表記がスペルミスや間違った文法として検出される問題が解決されている。

「Office」の新しいアイコンデザインがデスクトップ版にも導入