NEWS(10/10/14 17:33)
「Live Mesh」ベータ版が2011年3月31日にサービスを終了
データの保存と後継サービス「Windows Live Mesh」などへの移行を
米Microsoft Corporationは13日(現地時間)、さまざまなデバイスをオンラインで結びつけ、データやアプリケーションを共有できるプラットフォーム「Live Mesh」ベータ版のサービスを2011年3月31日に終了すると発表した。
「Live Mesh」は、携帯電話を含む複数デバイスを単一のアカウントで管理して、Webブラウザー経由でほかのPCへリモートデスクトップ接続したり、デバイス間でデータ・フォルダの同期を行えるサービス。“Live Desktop”と呼ばれるWebブラウザー経由で操作できる仮想OS上で“Meshアプリ”と呼ばれる専用ソフトを実行する機能なども備えていた。これらのうち、リモートデスクトップやデータの同期といった一部技術は、「Windows Live Sync」ベータ版(現在は「Windows Live Mesh」として正式公開)にも活かされている。
なお、すでに「Live Mesh」ベータ版の新規利用登録は終了しており、サービス終了後は複数PC間でのデータ同期やオンラインストレージへのアクセスも不可能になる。「Live Mesh」ベータ版に参加していたユーザーは、サービス終了までにデータを保存し、後継となる「Windows Live Mesh」などのサービスへ移行しよう。