NEWS(10/10/22 12:39)
「Windows Live Sync」が2011年3月31日に停止、「Windows Live Mesh」への移行を
「Mesh」ではオンラインストレージとの同期やリモートデスクトップなどを利用可能
米Microsoft Corporationは、「Windows Live Sync」のサービスを2011年3月31日に終了すると発表した。
「Windows Live Sync」は、もともと「FolderShare」という名で提供されていたもので、複数PC間でP2Pによるフォルダの同期が可能。長らくベータ版としてサービスの運用が続けられてきた。
その後、同様の機能をもつソフト「Live Mesh」から、オンラインストレージとの同期やリモートデスクトップなどの機能が統合される形で、新しい「Windows Live Sync」ベータ版が公開された。新「Windows Live Sync」ベータ版は、「Windows Live Essentials 2011」ベータ版へ新たに収録されており、現在は名を「Windows Live Mesh」と改めて正式公開されている。その一方で、「FolderShare」に由来する旧「Windows Live Sync」の運用も引き続き行われていた。
なお、サービスの終了後は旧「Windows Live Sync」の同期機能は利用できなくなる。後継サービスである「Windows Live Mesh」へ移行するには、同期中のすべてのPCから旧「Windows Live Sync」をアンインストールしたのち、それぞれのPCへ「Windows Live Essentials 2011」をインストールする必要がある。
また、「Windows Live Essentials 2011」ベータ版に含まれていた「Windows Live Sync」からは、「Windows Live Essentials 2011」の正式版を利用して「Windows Live Mesh」へアップデートできる。