NEWS（10/12/09　17:57）

　（有）サイトー企画は8日、定番メールソフト「秀丸メール」の最新版v5.52を公開した。最新版の主な変更点は、「AVG Anti-Virus 2011」をインストールしている環境で添付ファイルつきのメールを「秀丸メール」で受信した際に、メール本文が無くなってしまう問題を修正したこと。

　また、IMAPを使ってメールサーバーと接続している際に、IMAPの“IDLE”コマンドを利用して、リアルタイムでメールを受信する機能が追加された。本機能を有効にするには、まずメニューの［設定］－［全体的な設定］項目にある［定期受信］を開く。次に、設定画面右側にある［アカウント毎の指定］ボタンから開く設定画面で、“IDLEコマンドを使って新着メールを監視する”にチェックを入れよう。あとは、一度受信の操作を行うことで新着メールの監視が始まり、フォルダツリーにあるアカウント名の右側に“（新着監視中）”と表示される。

　そのほか、極端に多くのフォルダを作成している場合でも、高速にメールを表示できるように改善が施されている。

　本ソフトは、Windows 95/98/Me/NT 4.0/2000/XP/Server 2003/Vista/7および64bit版のXP/Server 2003/Vista/7に対応する2,100円（税込み）のシェアウェアで、「秀丸エディタ」ユーザーは無料で全機能を利用可能。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロードできる。