NEWS(11/02/08 16:27)
各種オンラインストレージを仮想フォルダ化する「Gladinet Cloud Desktop」がv3に
ソフトの動作や設定を一元管理できる“Gladinet Management Console”を搭載
米Gladinet, Inc.は5日(現地時間)、オンライン上の各種サーバー、サービスのストレージをエクスプローラへ仮想フォルダとしてマウントできるソフト「Gladinet Cloud Desktop Starter Edition」のメジャーバージョンアップ版となるv3.0.569を公開した。Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7に対応するフリーソフトで、64bit版も用意されている。現在、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリからダウンロード可能。
「Gladinet Cloud Desktop」をインストールすると、“マイ コンピュータ”へ“My Gladinet Drive”という仮想ドライブが追加される。この仮想ドライブでは、FTP/WebDAVサーバー上のフォルダや、“SkyDive”“Picasa ウェブ アルバム”“Google ドキュメント”“Windows Azure”“Amazon S3”といったさまざまざまなオンラインストレージを仮想フォルダとして追加可能。わざわざ専用のクライアントソフトやWebブラウザーを利用しなくても、エクスプローラの操作だけでファイルのアップロードやダウンロードといった作業が行えるのが手軽で便利だ。
メジャーバージョンアップとなる本バージョンでは、ソフトの動作管理や設定が行えるウィンドウ“Gladinet Management Console”を搭載。これまで本ソフトは、タスクトレイアイコンの右クリックメニューなどを利用して細かい設定を行う仕組みだったが、このウィンドウを利用すれば仮想フォルダの管理や動作設定を一元的に管理できて便利。
なお、本ソフトには無償で利用できる“Starter”エディションのほか、ファイル転送の高速化および暗号化技術などを搭載した有償版“Professional”エディション(59.99米ドル)などの上位版が用意されている。「Gladinet Cloud Desktop Professional Edition」では、任意のオンラインストレージを介して複数PCのフォルダを同期する“Cloud Sync Folder”機能が追加されたほか、オンラインストレージへデータをバックアップできるソフト「Gladinet Cloud Backup」の機能が統合されている。
「Gladinet Cloud Desktop Starter Edition」
- 【著作権者】
- GLADINET, INC
- 【対応OS】
- Windows XP/Server 2003/Vista/Server 2008/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.0.569(11/02/05)