NEWS(12/08/22 14:48)

「Google Chrome」安定版v21.0.1180.83が公開、TLS 1.1が利用できない問題などを修正

脆弱性が発見された「Adobe Flash Player」プラグインもアップデートされる

「Google Chrome」安定版v21.0.1180.83「Google Chrome」安定版v21.0.1180.83

 米Google Inc.は21日(現地時間)、Webブラウザー「Google Chrome」の最新安定版v21.0.1180.83を公開した。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、現在同社のWebサイトからダウンロードできる。

 本バージョンでは“TLS 1.1”が利用できない問題や、印刷機能に関連する不具合が修正された。また、同梱されている「Adobe Flash Player」プラグインに脆弱性が発見されたため、「Google Chrome」向けの最新版v11.3.31.230へとアップデートされている。ただし、更新されたのはPPAPI版のみで、NPAPI版Flashプラグインは脆弱性の影響を受けるv11.3.300.271のままとなっているので注意。

 また、同様の修正が施されたMac OS X版(v21.0.1180.82、FlashプラグインはNAPI版のv11.4.402.265)、Linux版(v21.0.1180.81、FlashプラグインはPPAPI版のv11.3.31.230)、および「Chrome Frame」版(Windows版と同じ)も提供されており、同じく同社のWebサイトからダウンロード可能。

「Google Chrome」Windows用安定版

【著作権者】
Google Inc.
【対応OS】
Windows XP/Vista/7
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
21.0.1180.83(12/08/14)

(柳 英俊)