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“3D Warehouse”が大幅に改良された無償3Dモデリングソフト「SketchUp Make」v14
“3D Warehouse”上で3Dモデルを回転させたり、拡大・縮小して表示可能に
(2014/3/5 19:13)
米Trimble Navigation Limitedは2月28日(現地時間)、直感的な操作で3Dモデルを作成できる無償の3Dモデリングソフト「SketchUp Make」の最新版v14.0.4900を公開した。最新版の主な変更点は、本ソフトへ直接3Dモデルを取り込める3Dモデルのライブラリ“3D Warehouse”を大幅に改良したこと。
具体的には、トップページのデザインが変更されたほか、3Dモデル個別のページにWebGLを使って3Dモデルを回転させたり、拡大・縮小して表示できる機能が追加された。回転などができる3DモデルをWebページへ埋め込むコードも用意されており、ブログなどへ気軽に3Dモデルを埋め込める。また、3DモデルのファイルをWebブラウザーから直接アップロードできるようになったほか、アップロードできるファイルサイズの上限が50MBへ増加した。
さらに、“3D Warehouse”以外にも改良が施されており、円弧を描画する“円弧”ツールが拡張された。拡張された“円弧”ツールでは、最初に指定した2点を結ぶ円弧の曲がり具合を調整する方式のほか、直径を指定してから円弧の長さを指定する方式、直径を指定してから円弧の長さを指定したあとパイ型に図形を閉じる方式で円弧を描画できる。
そのほか、大規模な3Dモデルの影やベクター図形の描画処理が高速化した。
本ソフトは、64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8などに対応しており、個人利用または教育目的に限り無償で利用可能。現在、本ソフトの公式Webサイトからダウンロードでき、動作には.NET Framework 4が必要。
ソフトウェア情報
- 「SketchUp Make」
- 【著作権者】
- Trimble Navigation Limited
- 【対応OS】
- 64bit版を含むWindows XP/Vista/7/8など
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(個人利用・教育目的のみ)
- 【バージョン】
- 14.0.4900(14/02/28)