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「Visual Studio Code」v0.10.8、JavaScript対応を強化する“Salsa”をプレビュー搭載
テーマの追加やアクセシビリティの改善なども
(2016/2/10 16:31)
米Microsoft Corporationは9日(現地時間)、マルチプラットフォーム対応のコードエディター「Visual Studio Code」の最新ベータ版v0.10.8を公開した。現在、本ソフトの公式サイトから英語版が無償でダウンロード可能。Windows/Mac版を利用している場合は、自動更新機能を利用してアップデートすることもできる。
本バージョンの目玉は、新しいJavaScriptの言語サービス“Salsa”がプレビュー版として搭載されたこと。“Salsa”とは、「TypeScript 1.8」の言語サービスをJavaScript向けに拡張することにより、JavaScriptにおける“IntelliSense”によるコード補完機能やパラメーターのヒント機能を「TypeScript」並みに強化するもの。「CommonJS」のサポート改善や、「JSX」への対応も追加されているという。
そのほかにも、デフォルトのテーマとして“Light+”と“Dark+”を追加。ユーザーインターフェイスの一部操作にマウスが必要だった点を反省し、キーボードのみで操作が行えるようにアクセシビリティが改善された。また、スクリーンリーダーのサポートと、多言語対応のための仕組みも追加。リソースの翻訳作業はまだこれからだが、日本語への対応も期待できる。
ソフトウェア情報
- 「Visual Studio Code」
- 【著作権者】
- Microsoft Corporation
- 【対応OS】
- Windows/Mac/Linux(編集部にてWindows 10で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.10.8(16/02/09)