Windows 11ツールバーの［ウィジェット］に新しい通知機能 ～「バージョン 24H2」を待たず導入か

さまざまな情報をタスクバーで知らせてくれる［ウィジェット］エリア。重大なニュースがあることを知らせる通知バッジ機能を備えるが、直近1件しか教えてくれないのが欠点だ

　Windows 11のタスクバー左端にある［ウィジェット］エリアに、新しい通知バッジが導入される予定だ。米国時間2月26日にBetaチャネルでリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 22635.3212（KB5034845）で展開が始まっている。

　［ウィジェット］エリアは、現在の天気をはじめとするさまざまな情報を一目で把握できる便利な機能だ。最近では株価の変動や花粉の飛散情報、近隣の道路情報なども知らせてくれる。さらに詳しい情報を得たい場合は、マウスオーバーで［ウィジェット］ボードにアクセスするとよい。

　この［ウィジェット］には以前から通知バッジが備わっており、重大なニュースがあることを知らせてくれた。

通知バッジが知らせる重大ニュースを［ウィジェット］ボードでチェック

　しかし、伝えてくれるニュースは直近の1件だけで、見逃してしまうと再びアクセスすることが難しいという欠点があった。新しい通知バッジはその問題を解消しており、未読件数が表示されるようになっている。

2件以上の未読ニュースにも対応した新しい通知バッジ

　［ウィジェット］ボードを開くと、左上に見逃した通知の詳細が表示される。

［ウィジェット］ボードで左上に見逃した通知の詳細をチェック

　この機能は2月中旬よりCanary/Devチャネルでテストされていたが、2週間足らずでBetaチャネルでもロールアウトが開始された。どうやら今秋の「バージョン 24H2」を待たずに製品版にも導入されそうだ。