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プレビュー版「Windows 11 バージョン 24H2」に初のISOイメージファイル

ポインターインジケーターなどの新要素も追加したBuild 26058がCanary/Devチャネルに

Microsoft、「Windows 11 Insider Preview」Build 26058をCanary/Devチャネルでリリース

 米Microsoftは2月14日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 26058をCanary/Devチャネルでリリースした(ge_release)。CanaryチャネルにはBuild 26058.1000が、DevチャネルにはBuild 26058.1100(KB5036078)が配布されるが、両者に違いはないとのこと。

 Build 26000台は、「Windows 11」の次期機能更新プログラム「バージョン 24H2」になると目されている。今回は初めてISOイメージファイルも用意されており、クリーンインストールから試すこともできる。

 主な新機能は、以下の通り。

  • ポインターインジケーター:視力に悩みのあるユーザー向けに追加された新しいアクセシビリティ設定。[Windows]+[Ctrl]+[X]キーで有効化することも可能
    ポインターインジケーター
  • ウィジェットボードの改善:左側にナビゲーションペインを追加。マイウィジェットのダッシュボードと切り替えられるように
    ウィジェットボードの改善
  • ウィジェットの新しい通知バッジ:タスクバーの重要な通知を見逃したときに通知
    ウィジェットの新しい通知バッジ
  • ロック画面で天気を表示(Canary、EN-USからロールアウト)
  • [Windows]+[Ctrl]+[S]キーを押すと「Windows 音声認識」(WSR)の代わりに音声アクセスが開かれるように。WSRは非推奨
  • エクスプローラーのコンテキストメニューを改善:切り取り、コピー、貼り付け、名前の変更、共有、削除など、今まではアイコンのみだったコマンドにラベルを追加
    エクスプローラーのコンテキストメニューを改善

 なお、Canary/Devチャネルで提供されるビルドは安定性が十分に検証されていないので注意。試す場合は、公式ブログで案内されている既知の不具合に目を通しておきたい。とくに開発ドライブ(Dev Drive)に関してはロールバックすると壊れ、データが失われるため、事前のバックアップが必要だ。