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Microsoft、「音声認識」も非推奨に ~後継はWindows 11 22H2以降の「音声アクセス」

ただし、日本語には未対応

「音声認識」(Windows speech recognition)機能

 米Microsoftは12月5日(現地時間)、WindowsクライアントOSで「音声認識」を非推奨とすると発表した。すぐにOSから削除されてしまうことはないが、すでに開発は行われていないとのこと。将来的な削除に備え、早めに移行を検討するべきだろう。

 「音声認識」(Windows speech recognition)機能は、音声による命令でPCを操作できるようにするWindows 10/11のアクセシビリティ機能。[Windows]+[Ctrl]+[S]キーなどでアクセスできる。

音声による命令でPCを操作

 しかし、「Windows 11 バージョン 22H2」およびそれ以降のOSには、より高機能な「音声アクセス」(Voice Access)が搭載されている。現在のところ日本語には対応しておらず、英語でしか利用できないが、将来的には「音声アクセス」に置き換えられることになるだろう。

より高機能な「音声アクセス」(Voice Access)。日本語には未対応
ボイスコマンドでOSを操作
「設定」アプリの[アクセシビリティ]ページから有効化できる