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「Copilot in Windows」対応のOS機能が一挙倍に、「Power Automate」プラグインで自動化も
まずはCanaryチャネルの「Windows Insider Preview」ビルドで段階的に提供
2024年2月21日 15:34
米Microsoftは2月20日(現地時間)、「Copilot in Windows」が対応するOS機能を拡充したと発表した。まずはCanaryチャネルの「Windows Insider Preview」ビルドで段階的に提供される。すでに対応している13のアクションに加え、新たに以下の16アクションを「Copilot in Windows」から実行できるようになるとのこと。
- 利用可能なワイヤレスネットワークを尋ねる
- システムまたはデバイスの情報を表示
- バッテリー情報を要求する
- ストレージのクリーニングを依頼する
- ごみ箱を空にするか確認する
- バッテリーセーバーの切り替えを要求する
- スタートアップアプリを表示・確認する
- IPアドレスを要求する
- システム、デバイス、ストレージの情報を要求する
- 「ナレーター」をONにする
- 「音声アクセス」を開くように指示する
- 「拡大鏡」を起動する
- 文字サイズを変更するよう指示する
- ライブキャプションを開始するよう指示する
- ハイコントラストをONにする
- 音声入力を開始するよう指示する
また、以下の既存のアクションに関しても、新しいランタイムで実行するようになっているとのこと。
- ダーク・ライトテーマの切り替え
- Bluetoothの切り替え
- 「応答不可」モード(do not disturb)の切り替え
- デバイスを追加する
- スクリーンショットを撮る
- 画面を別のモニターにキャストする
- デスクトップ壁紙を変更する
- 音量の設定、音量の変更、音量のミュート/ミュート解除を要求する
- アプリケーションを起動する
- PCの特定の部分が動作していないことを示す:オーディオ、Windows Update、カメラ、Bluetooth、プリンター、ネットワークなど
- ウィンドウをスナップする
- 「フォーカス セッション」を開始する
そのほかにも、「Power Platform」の一部であるローコード自動化ソリューション「Power Automate」がプラグインで「WindowsのCopilot」と連携できるようになる。プラグインの初期リリースでは、「Excel」やPDFファイルの操作、ファイル管理といった自動化機能が提供される。
プラグインを使用するには、「Microsoft Store」からデスクトップ版「Power Automate」アプリをダウンロードするか、最新バージョンに更新する必要がある。また、現在プラグインにアクセスできるのは、「Microsoft アカウント」で「WindowsのCopilot」にサインインしている場合のみだ。