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「Copilot in Windows」+マルチモニター環境の問題は解決、セーフガードも解除へ

デスクトップのアイコンが予期せず他のモニターへ移動してしまう

同社のリリース

 米Microsoftは2月7日(現地時間)、マルチモニター環境でデスクトップのアイコンが予期せずほかのモニターへ移動してしまったり、アイコンの配置に問題が生じる「Copilot in Windows」の問題を解決したと発表した。昨年12月から、この問題が影響する可能性のある環境で「Windows 11 2023 Update」(バージョン 23H2)へのアップグレードを一時中断するセーフガードが適用されていたが、それも解除される。

 同社によると、2024年1月のセキュリティ更新プログラムが適用されたデバイスであれば、サーバー側の変更で問題は解決されているはずであるとのこと。他にセーフガードの対象となる要因がなく、また組織に管理されていないデバイスならば、「Copilot in Windows」が利用可能となる。「Windows 11 2023 Update」へのアップグレードも再開される(ただし、最大で48時間かかる場合がある)。

「Copilot in Windows」

 ただし、マルチモニター構成で使用されているデバイスや、組織で管理されているデバイスでは、まだ「Copilot for Windows」は利用できない。