業務に通じた秘書AI「Copilot for Microsoft 365」がWindowsデスクトップに ～無料版との切り替えも

「Copilot for Microsoft 365」が「Copilot in Windows」で利用可能に

　米Microsoftは2月5日（現地時間）、「Copilot for Microsoft 365」が「Copilot in Windows」で利用可能になったと発表した。「Copilot for Microsoft 365」ライセンスと「Copilot in Windows」が有効な組織を対象に本日より提供が開始される。

　現在、AIアシスタント「Copilot」には以下の3つのプランがある。

• Copilot：無料。かつての「Bing Chat」
• Copilot Pro：個人向けの有償版。月額3,200円（体験記事を参照のこと）
• Copilot for Microsoft 365：商用データ保護機能付きの法人向けプラン。かつての「Bing Chat Enterprise」。1ユーザーあたり月額3,750円（年契約）

AIアシスタント「Copilot」のプラン

　これをWindowsデスクトップのサイドパネル（［Windows］＋［C］キーで開閉）で利用できるようにしたのが、「Copilot in Windows」だ。

　「Copilot in Windows」と「Copilot for Microsoft 365」、この2つがが統合されたことにより、業務知識を備えた秘書AIをWindowsデスクトップで手軽に利用できるようになる。わざわざWebインターフェイスなどにアクセスする必要はない。一般的な質問を扱う個人のAIアシスタントと、職場や学校で利用するAIアシスタントは、「Copilot in Windows」サイドパネルに新設された「Web」（個人）と「Work」（法人）トグルスイッチで切り替えられる。