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無料版の「Copilot」でもフルタイムで「GPT-4 Turbo」が使えるように
Microsoftの広告・Webサービス部門CEOとみられる人物がX(Twitter)で投稿
2024年3月14日 16:47
無料版の「Copilot」でいつでも「GPT-4 Turbo」が使えるようになったようだ。Microsoftで広告・Webサービス部門のCEOを務めるMikhail Parakhin氏とみられるアカウントが3月13日(日本時間)、X(Twitter)で投稿している。
After quite some work, GPT4-Turbo replaced GPT-4 in the Copilot free tier. Pro users can still choose the older model, if prefer (there is a toggle).
— Mikhail Parakhin (@MParakhin)March 12, 2024
これまで有償版の「Copilot Pro」ではいつでも言語モデルを「GPT-4 Turbo」へ切り替えて利用できたが、無料版の「Copilot」ではアクセスのピーク時には「GPT-4」および「GPT-4 Turbo」は利用できなかった。今後は無料版でも回答に「GPT-4 Turbo」が使われるとのこと。
ただし、ユーザーの意思で切り替えることはできないようで、会話のモードが[より創造的に]と[より厳密に]の場合は、ほとんど「GPT-4 Turbo」が使われるが、[よりバランスよく]モードの場合は特定のケースでのみ「GPT-4 Turbo」が使われるようだ。
なお、「Copilot」のWebページで有償版と無償版を比較している箇所では、まだ記述が更新されておらず、「GPT-4」および「GPT-4 Turbo」はピーク時以外に利用できると記載されている。また、「Copilot Pro」の機能には変更ない模様だ。