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無料版の「Copilot」でもフルタイムで「GPT-4 Turbo」が使えるように

Microsoftの広告・Webサービス部門CEOとみられる人物がX(Twitter)で投稿

「Copilot」の公式Webサイト

 無料版の「Copilot」でいつでも「GPT-4 Turbo」が使えるようになったようだ。Microsoftで広告・Webサービス部門のCEOを務めるMikhail Parakhin氏とみられるアカウントが3月13日(日本時間)、X(Twitter)で投稿している。

 これまで有償版の「Copilot Pro」ではいつでも言語モデルを「GPT-4 Turbo」へ切り替えて利用できたが、無料版の「Copilot」ではアクセスのピーク時には「GPT-4」および「GPT-4 Turbo」は利用できなかった。今後は無料版でも回答に「GPT-4 Turbo」が使われるとのこと。

 ただし、ユーザーの意思で切り替えることはできないようで、会話のモードが[より創造的に]と[より厳密に]の場合は、ほとんど「GPT-4 Turbo」が使われるが、[よりバランスよく]モードの場合は特定のケースでのみ「GPT-4 Turbo」が使われるようだ。

 なお、「Copilot」のWebページで有償版と無償版を比較している箇所では、まだ記述が更新されておらず、「GPT-4」および「GPT-4 Turbo」はピーク時以外に利用できると記載されている。また、「Copilot Pro」の機能には変更ない模様だ。

「Copilot」のWebページで有償版と無償版を比較している箇所では記述が更新されていない