Windows Insider Preview

テキストコピーだけで「Copilot」がすぐ利用可能になる機能 ~Beta版「Windows 11」で

デスクトップの「Copilot」アイコンからさまざまなアクションを行うメニューを表示

Microsoft、「Windows 11 Insider Preview」Build 22635.3286をBetaチャネルでリリース

 米Microsoftは3月8日(現地時間)、「Windows 11 Insider Preview」Build 22635.3286(KB5035950)をBetaチャネルでリリースした。デスクトップ右端で生成AIとチャットできる「Copilot in Windows」で、新しいエクスペリエンスが追加されている。

 このエクスペリエンスが有効になると、デスクトップでテキストコンテンツをコピーしたときにタスクバー右端の「Copilot」アイコンが鉛筆型などのアイコンへと切り替わる。このアイコンへマウスカーソルと合わせると、以下の3つのようなアクションコマンドをもつメニューがポップアップ表示される仕組みだ。

  • Send to chat:「Copilot in Windows」にテキストを送信する
  • Explain:テキストをAIに説明してもらう
  • Summarize:テキストをAIに要約してもらう

 テキストによって表示されるアイコンやアクションは異なる。メニューからアクションを選択すると、そのアクションを実行する準備が整った状態で「Copilot」パネルを開くことが可能だ。

 そのほかにも、画像ファイルをタスクバーの「Copilot」アイコンへドラッグすると「Copilot」が展開する機能を追加。そのままテキストボックスにドロップすれば、被写体について尋ねるといったアクションが簡単に行える。

 なお、この機能は段階的に展開される。一足先に体験したい場合は、「Windows Update」設定ページにある[利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する]というチェックボックスをONにしておくとよい。