タスクバーの端にニュースをお届け ～Windows 11に「ウィジェット通知」が導入

Windows 11のウィジェット機能

　米Microsoftは8月16日（現地時間）、Windows 11のタスクバーに「ウィジェット通知」（Widget notifications）と呼ばれるライブコンテンツ機能を追加したと発表した。注目すべきニュースが飛び込んでくると、タスクバー左端のウィジェット領域にお知らせが表示される。

　Windows 11のウィジェット領域には通常、現在の気象状況（天気・気温）が表示されるが、今後はニュースやファイナンス、スポーツといったウィジェットから重要な通知があると、天気の代わりにそのお知らせも掲出されるようになる。詳細は［ウィジェット］パネルでチェック可能だが、ユーザーが何をしなければ再び天気が表示される。

ファイナンスウィジェットから送られる金融ニュースの例

　この機能を利用するには、「Windows Web Experience Pack」の最新版が必要。「ストア」アプリの［ライブラリ］セクションからアップデートできる。ただし、一部環境から段階的に有効化されているようで、最新版にしてもライブアップデートが表示されないこともある。その場合はしばらく待つほかなさそうだ。

「ストア」アプリで「Windows Web Experience Pack」をアップデート

　ちなみに、Windows 10では天気情報とともに赤い丸印（インジケーター、通知バッジ）で詳細情報のチェックを促す機能も導入されている。これは気象警報・注意報が発令された場合などに表示されるようでなかなか便利。Windows 11への導入も計画されているようで、現在はDevチャネルでテスト中だ。

Windows 10では通知バッジで重要なニュースを知らせる機能も

［ニュースと関心事項］パネルで詳細を確認