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Microsoft、ウィジェットにテコ入れ ~新機能「フル ビュー」をWindows 11限定で提供

2列表示から4列表示へ拡張、デスクトップ全体を覆うように

[ウィジェット]ボードの新機能「フル ビュー」(Expanded View)

 米Microsoftは2月3日(現地時間)、[ウィジェット]ボードの新機能「フル ビュー」(Expanded View)をWindows 11で提供すると発表した。

 今回導入される「フル ビュー」は、昨年秋からプレビュー版のWindows 11(Devチャネル)でテストされていたもの。「Windows 11 バージョン 21H2/22H2」限定で、製品版にも導入される。

 「フル ビュー」への切り替えは、[ウィジェット]ボード右上にある斜めの両矢印アイコンで行う。「フル ビュー」が有効化されると、ウィジェットは2列表示から4列表示へ拡張され、ボードはデスクトップいっぱいに表示されるようになる。ビューの状態はボードが非表示なっても記憶される。

 現在、[ウィジェット]ボードにはMicrosoft製アプリのウィジェットしか追加できないが、サードパーティ製アプリのウィジェットも利用可能になる予定。実現すれば、この機能の有用性も大きく向上するだろう。

 なお、この機能は今後数週間をかけて段階的に展開される。OSに最新のパッチがインストールされていれば自動的に配信されるが、それが待てない場合は「ストア」アプリの[ライブラリ]セクションで「Windows Web Experience Pack」を最新版へアップデートしてみるとよいだろう。

[ウィジェット]ボードの新機能「フル ビュー」(Expanded View)