レビュー
アクセスできなくなったボタンを探してクリックできるようにする「botao」
ボタンがウィンドウからはみ出ていたり、他のボタンの下敷きになって押せないときに
2016年10月3日 06:00
「botao」は、何らかの理由でアクセスできなくなったボタンを探してクリックするためのツール。Windows 2000/XP/7/8/10に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
ウィンドウからはみ出したり、他のコントロールが重なってしまい、目的のボタンがうまく押せないといった経験はないだろうか。古いアプリケーションのなかには、ユーザーインターフェイスに初期設定とは異なるフォントが利用されたり、高DPIモニターを利用していてスケーリングの設定が100%以外に設定されているといったケースが考慮されておらず、こうした不具合を起こすものも少なくない。
そうした場合に試してみてほしいのが、今回紹介する「botao」だ。本ソフトを利用すると、デスクトップ上のウィンドウが持つボタンを一覧表示することが可能。リストアップされたボタンの中から目的のものを選んでダブルクリックすれば、そのボタンにクリックコマンドが送信される。アクセスできないボタンも、本ソフトがあれば押すことができるというわけだ。モニターの外に移動してしまったウィンドウや、他のウィンドウの下敷きになってアクセスしにくいウィンドウのボタンを押したいといったケースにも役立つだろう。
ボタンのリストは、画面左上にある[検索]ボタンを押すことで更新が可能。その左にある[チェックボックス、ラジオボタン]オプションを有効化すれば、ボタン以外にチェックボックスとラジオボタンを検索対象に含めることができる。
ソフトウェア情報
- 「botao」
- 【著作権者】
- SAT Project
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/7/8/10
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 1.00(16/04/27)