ニュース

パワポのCopilotがTXT/PDFを基にスライドを作成可能に ~Word以外にも対応を拡大

既存の資料をベースに新しいスライドの草案を作ってもらえる

「OneDrive」や「SharePoint」に保存されているテキストファイルやPDFドキュメントを参照して、「Microsoft 365 Copilot」に「PowerPoint」プレゼンテーションを作成してもらう機能

 米Microsoftは6月27日(現地時間)、「Microsoft 365 Copilot」を活用した「PowerPoint」プレゼンテーションの作成機能を強化したと発表した。既存の「Word」ドキュメントをもとにスライドを作成するだけでなく、「OneDrive」や「SharePoint」に保存されているテキストファイルやPDFドキュメントも参照できるようになったという。

 この機能を利用するには、スライドにある[Copilot]アイコンをクリックして[スライドを追加]コマンドを選ぶか、リボンの[ホーム]タブにある「Copilot」で新規スライドを作成するコマンドを実行する。

 するとプロンプトの入力画面が現れるので、参照したいファイルを追加し、作成したいスライドの説明(プロンプト)を入力する。最後に[送信]ボタンを押すと、プロンプトとファイルの内容をもとに、「Microsoft 365 Copilot」がスライドを生成してくれる。

 なお、本機能には企業向けに提供されている「Enterprise Copilot」ライセンスが必要。「PowerPoint for the web」、「PowerPoint for Windows」および「PowerPoint for Mac」で利用できる。デスクトップ版(Windows/Mac)の場合は、以下が要件となる。

  • Windows:バージョン 2409(Build 18025.20000)以降
  • Mac:バージョン 16.88(Build 24082514)以降