いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】Webページの表を取り込むならコピペはNG! 簡単キレイに取り込む方法
2025年7月2日 06:55
単純にコピペできない時に試してみよう
Webページに掲載されているデータを引用したいことがありますよね。必要な箇所をドラッグして選択、[Ctrl]+[C]でコピー、エクセルの画面を表示して[Ctrl]+[V]で貼り付けと操作することが多いでしょう。この操作で、問題のないWebページもありますが、思い通りに貼り付けられないこともあります。
引用したかった箇所は記事名のみとすると、不要な投稿時間やサブタイトルの行を削除する手間がかかります。元のWebページから1つずつコピーするのも面倒です。そんな時は[データ]タブにある[Webから]の機能を試してください。指定したURLに含まれる“表”だけを選んでで取り込めるうえ、事前にデータを整えることもできます。
Power Queryでデータ整形&読み込み
操作は対象のWebページのURLを指定して必要な表を指定するだけです。表示されたイメージに問題なければ、そのまま[読み込み]でOKです。読み込んだ後にエクセル上でデータを加工しても構いません。
ここでは[データの変換]をクリックして、Power Queryエディターを利用して、不要な列の削除と連番を挿入してみます。
このまま、シート上で編集を続けても構いませんが、重複データの削除や列の結合・分割といった作業が必要な場合は、Power Queryエディターのほうが自由に操作できます。画面右側の[クエリと接続]に表示される[テーブル○]をダブルクリックして、後からPower Queryエディターで再編集も可能です。
なお、テーブルとして読み込まれた表を、通常の表に戻したい時は、[テーブルデザイン]タブの[範囲に変換]をクリックします。
Power Queryで整形までできれば、作業効率はアップします。表のコピペに悩んだら、ぜひ試してみてください。