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Pythonでデータを可視化するアプリを組める『Streamlit入門』が3カ月連続の1位!
6月のお勧めは『はじめての海外キャリアチャレンジ アメリカでソフトウェアエンジニアになるためのガイドブック』
2025年7月2日 12:12
技術の泉シリーズ・5月の売り上げトップ5
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『Streamlit入門 Pythonで学ぶデータ可視化&アプリ開発ガイド』
Streamlitは、データ分析やデータサイエンスに不可欠な可視化アプリケーションを、Pythonだけで迅速に構築できる次世代フレームワーク。本書は、Streamlitの基本的な使い方から、Snowflakeとの連携によるデータ管理や大規模言語モデルを使ったチャットボット開発までを丁寧に解説。シンプルかつ強力なウィジェット群を活かし、誰でもプロトタイピングが可能に。データ活用を加速するStreamlitの可能性を手に取り、未来のアプリ開発に挑戦しよう。
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データの利用が企業や組織内で急速に広がる現代において、データ基盤の重要性が高まっています。この増加する関心に応えるため、本書では現役のデータエンジニア2名が、クラウドベースのデータ基盤サービスであるSnowflakeを使用して、効率的かつ効果的なデータ基盤構築の手法を解説します。データの有効活用はもちろん、大量データの処理や機械学習を活用したデータパイプラインの構築に関心があるエンジニアの方々に、具体的な方法論と実践的な知識を提供することを目的としています。フロントエンド、サーバーサイド、インフラストラクチャに関わる技術者の方々に、データ管理と活用の次のステップへの挑戦を促します。
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『実践Terraform AWSにおけるシステム設計とベストプラクティス』
本書は、Terraformを駆使してAWS上で本格的なシステムを構築するための実践的な一冊だ。Terraformを触り始めたばかりの初級者から一歩先へ進みたい中級者までを対象に、200以上もの豊富なサンプルコードを盛り込み、実際の現場で即戦力となる技術を解説している。ECS FargateをはじめとしたAWSのマネージドサービスを軸に、モダンなアーキテクチャ設計を実施。さらに、それらをTerraformでどのように具現化するかを丁寧に示した。サンプルコードはGitHubで公開されており、読みながらすぐに試して手を動かせる。クラウド構築の実力を確実に高めるチャンスを逃す手はない。AWS構築を本気で習得したいエンジニアなら迷わず手に取るべきだろう。
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本書は、エンタープライズ用途で欠かせないSSO(シングルサインオン)実現技術、SAML(Security Assertion Markup Language)にスポットを当てた実践解説書だ。特にSAML 2.0で主流となるWeb Browser SSOの「SP-initiated」と「IdP-initiated」という二大フローを、サービスプロバイダー側の視点からシンプルかつ分かりやすく掘り下げる。SAMLは導入事例が多い一方で、現場で実装するための体系的かつ実用的な情報は驚くほど不足している。そのため、「SAML対応を」と言われて途方に暮れるエンジニアも少なくないだろう。そんな悩める技術者に向けて、難解なSAMLの仕組みを丁寧に解き明かし、実務レベルで役立つ知識を最短で提供する一冊だ。
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『雰囲気で使わずきちんと理解する!整理してOAuth2.0を使うためのチュートリアルガイド・最新改訂版』
OAuthをなんとなく使っている開発者に贈る待望の一冊が登場した。Scopeの本質、Authorization Codeが示す真実――理解したつもりだったあの概念が、ページをめくるたびに鮮明になる。単なる仕様解説にとどまらず、OAuth2.0を巡る複雑なドキュメントの迷宮を抜けるための地図が手に入る。もう公式資料を開いて途方に暮れる必要はない。OAuth入門を謳いながら、実践で本当に役立つ知識を凝縮した必携の書だ。
『はじめての海外キャリアチャレンジ アメリカでソフトウェアエンジニアになるためのガイドブック』
世界の最前線で働きたいエンジニア必読の一冊。コロナ禍の影響を受け、IT業界のグローバル化が加速する中、著者がリアルに体験したアメリカでの就職活動と生活の現実を詳細に綴る。ジョブマーケットの動向、ビザの取得方法、アメリカと日本の労働環境の違いに加え、就職活動の各ステップ、現地生活のリスクなど多岐にわたる知見が詰まっている。国内外で注目されるビッグテック企業で活躍するためのヒントが満載のガイド本。