レビュー

“Wikipedia”のリンク先を“チラ見”できるようにする拡張機能「Wikipedia Peek」

「Google Chrome」「Firefox」「Opera」に対応

「Wikipedia Peek」v2.5.3
設定画面

 「Wikipedia Peek」は、“Wikipedia”のリンク先をポップアップでプレビューできるようにするWebブラウザー向けの拡張機能。「Google Chrome」「Firefox」「Opera」向けがラインナップされており、それぞれのライブラリサイトから無償でダウンロード可能。本稿では「Google Chrome」版を取り上げる。

 “Wikipedia”の記事にはリンクが多用されているが、言葉の意味がわからないからといってそれらをいちいち開いて読んでいては、元の記事を読み進めるのに支障が出てしまう。また、リンク先の記事が予想外に面白く、時間を忘れて読みふけってしまう危険もある。

 そこで便利なのが、「Wikipedia Peek」だ。本拡張機能を導入すると、リンクへのマウスオーバーでリンク先記事の第1段落とサムネイル画像をプレビュー表示することが可能。つまり、リンク先の記事を“チラ見”することができるというわけだ。

 “Wikipedia”の記事は、第1段落に項目の定義が簡潔にまとめられていることが多い。そのため、第1段落さえ“チラ見”できれば、その言葉の意味は大体把握できる。リンクを際限なくたどって時間を浪費してしまう愚を避けながら、効率よく情報を摂取したい場合に欠かせない拡張機能だ。

 なお、本拡張機能はタッチパネルでも利用できるように設計されている。また、ポップアップのデザインがある程度変更可能で、自分の見やすいようにカスタマイズできるのもうれしいポイントと言えるだろう。

ソフトウェア情報

「Wikipedia Peek」Google Chrome版
【著作権者】
Niklas Gollenstede 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 10で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
2.5.3(16/09/08)