Windows Insider Preview
ローカルファイルを手軽に共有、右クリックメニューに[共有先]コマンドが導入へ
ドラッグ&ドロップを用いたWindows Share機能「ドラッグトレイ」もよろしく
2025年6月30日 09:31
このコーナーでは、「Windows 11 Insider Preview」ビルドでテストされている最新のOS機能を紹介します。ただし、テストの結果、紹介した機能が製品版OSに搭載されないこともあります。あらかじめご留意ください。
米国時間5月28日にリリースされた2025年5月の非セキュリティプレビュー更新プログラム「KB5058499」より、「Windows 11 バージョン 24H2」で新しい「Windows Share」機能が展開中だ。ローカルファイルの右クリックメニューに [共有先](Share with) という項目が追加されており、ここから直接、共有に対応する他のアプリへファイルを渡すことができる。
このオプションは[プログラムから開く]メニューと少し似ているが、ファイル拡張子の関連付けとは関係なく、あくまでもWindowsの共有機能「Windows Share」の一部だ。ファイルを編集する(開く)だけでなく、SNSやメールで共有する、「Quick Share」でAndroidデバイスへ送信する、「Copilot」に送って質問できるようにするといったことも行える。
また、サブメニューの一番下にある[その他のオプション]を選択すれば、「Windows Share」ダイアログにアクセスすることも可能だ。
なお、「KB5058499」からは別の「Windows Share」機能「ドラッグトレイ」も展開中。「エクスプローラー」やデスクトップにあるローカルファイルをドラッグするとスクリーン上部にアプリアイコンが並んだパネルが現れ、ドロップしたアプリへ共有できる。タッチパネルの場合はこちらのほうが使いやすいかもしれない。