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「Windows PowerShell 2.0」は非推奨、将来的に削除 ~Microsoftが改めて注意喚起【7月4日追記】
「Windows PowerShell 5.x」や「PowerShell 7.5」への移行を
2025年6月30日 10:40
「Windows PowerShell 2.0」は非推奨であり、今後のWindowsリリースで削除される予定。米Microsoftが6月26日(現地時間)、改めて注意を喚起している。
「Windows PowerShell 2.0」は、2009年に「Windows 7」に同梱する形でリリースされたが、「Windows 10 Fall Creators Update」(バージョン 1709)から非推奨となった。つまり、登場から15年以上が経ち、非推奨化から8年が経過しようとしている。
後継バージョンは「Windows PowerShell 5.x」や、Windows以外でも利用できるクロスプラットフォーム版の「PowerShell」だ(現行の最新版は「.NET 9」ベースの「PowerShell 7.5」)。まだ「Windows PowerShell 2.0」に依存しているアプリやコンポーネントがあれば、できるだけ早めの移行をお勧めする。
[2025年7月4日編集部追記] 7月3日付でCanaryチャネル向けにリリースされた「Windows 11 Insider Preview」Build 27891では、「Windows PowerShell 2.0」が削除された。今後は製品版Windowsでも削除するものと思われる。改めて、できるだけ早めの移行をお勧めする。