REVIEW(10/01/12)
Twitterで“tsudaる”ことを支援するGreasemonkeyスクリプト「TweetTheMinutes」
つぶやくたびに発言者名やハッシュタグを入力する手間を省ける
「TweetTheMinutes」は、Twitterを使って発表会などの様子を実況する際に便利な「Greasemonkey」用スクリプト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista上の「Firefox」v3.5.7に「Greasemonkey」v0.8.20091209.4を導入して動作確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。
Twitter界隈では、会議や発表会などの様子をTwitterを通してリアルタイムで実況することを、この手法をいち早く取り入れた津田大介氏のアカウント名を冠して“tsudaる”と呼ぶことがある。
「TweetTheMinutes」は、Twitterの入力欄へつぶやきを入力してボタンを押すだけで、入力したつぶやきにハッシュタグや発言者名を付加してくれるスクリプト。インストールすると、Twitterの画面右上にあるメニューに[TweetTheMinutes]ボタンが追加され、このボタンから開く設定画面で実況用のフォーマットと発言者名を登録できる。
フォーマットは、設定画面の“Template:”項目で、選択した発言者が挿入される“{$speaker}”タグとあらかじめ入力欄に入力しておいたつぶやきが挿入される“{$status}”タグを組み合わせて作成する。“任意のハッシュタグ {$speaker}『{$status}』”のようなテンプレートを好みに合わせて作成しよう。発言者名は、設定画面の“Speakers:”項目へ半角スペース区切りで複数登録しておくことが可能。登録した発言者名は、Twitterの入力欄左側にテンプレート挿入用のボタンとして並ぶ仕組み。
実際に“tsudaる”際は、まずTwitterの入力欄に“景気はよくなりますか?”のように発言内容を入力する。あとは発言者に対応するボタンを押せば、“#moritest 杜太郎『景気はよくなりますか?』”といったつぶやきをすぐに作成できる。本スクリプトを使えば、会議などの流れに乗り遅れることなく“tsudaる”ことができるだろう。
また作者のWebサイトでは、本スクリプトと同等の機能を利用できるブックマークレットも公開されている。「Greasemonkey」を導入していない場合や、「Firefox」以外のWebブラウザーを利用している場合はこちらを利用するとよいだろう。
- 【著作権者】
- ヤガー (yager) 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows Vistaで動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- -(09/11/17)