REVIEW(10/11/01)

“ファイルを指定して実行”の履歴を管理できる「WindowsRunHistoryEditor」

頻繁に利用するアプリケーションは履歴に登録しておくと便利

「WindowsRunHistoryEditor」v1.0.0.0「WindowsRunHistoryEditor」v1.0.0.0

 「WindowsRunHistoryEditor」は、“ファイルを指定して実行”で利用したアプリケーションやファイルの利用履歴を管理できるソフト。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 7で動作を確認した。“SourceForge.net”のプロジェクトページからダウンロードできる。

 [Windows]+[R]キーでいつでも呼び出せる“ファイルを指定して実行”機能は、各種アプリケーションをすばやく利用したい場合に便利。その“ファイルを指定して実行”機能で最近利用したアプリケーションやファイルの利用履歴を編集できるのが本ソフト。

“ファイルを指定して実行”機能では履歴をもとにした入力補完を行える“ファイルを指定して実行”機能では履歴をもとにした入力補完を行える

 “ファイルを指定して実行”機能では、履歴をもとにした入力補完を行えるので、頻繁に利用するアプリケーションをあらかじめ履歴へ登録しておくことで、入力効率をさらに向上させられるかもしれない。また、利用しなくなった履歴を削除したい場合にも役立つだろう。

 “ファイルを指定して実行”の履歴は、Windows側で最大26個まで保存される仕組みで、本ソフトではその26個すべてを自由に編集できるほか、すべての履歴をクリアすることも可能。内容は[Save]ボタンを押すまで保存されない仕組みで、未保存の場合は[Reload]ボタンで履歴を再読み込みすることもできる。

 なお、編集部にて試用したところ、ウィンドウの大きさが足りず、ボタンの一部が表示されないことを確認した。利用の際は「ResizeEnable」や「Sizer」といったソフトを利用して、ウィンドウのサイズを変更するとよいだろう。

【著作権者】
Bestel 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows 7で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0.0(10/10/14)

(柳 英俊)