レビュー
高速ファイル検索ソフト「Everything」をより便利に使える「Everything Bridge」
ホットキーでの実行、履歴からの再検索、イメージビューワーなどの補助機能を搭載
(2013/9/3 13:40)
「Everything Bridge」は、高速動作が売りのローカルファイル検索ソフト「Everything」をより便利に使うための補助ソフト。Windows 2000/XP/Vista/7/8に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、動作には.NET Framework 2.0以降が必要。
「Everything」をより便利に、より快適に使うため、“かゆいところに手が届く”いくつかの魅力的な機能を備えており、本ソフトを起動するとタスクトレイに常駐して「Everything」との連携機能が利用できるようになる。
まず便利なのが、ホットキーによる検索実行だ。「Everything」はホットキーからの起動に対応していないため、本ソフトのホットキー登録画面で任意のキーを指定し、ホットキーで検索実行できるように準備しておこう。登録したホットキーを押すと、本ソフト独自の小さな検索ボックスが現れるので、任意のキーワードを入力して検索ボタンまたは[Enter]キーを押す。すると「Everything」の検索結果画面が表示される仕組み。
本ソフトの検索ボックスはプルダウン形式になっており、入力したキーワードを履歴として独自に保存するため、履歴から再検索したり、履歴をもとにしたキーワードの入力補完が可能。また、検索履歴のキーワードは自動的にタスクトレイアイコンの右クリックメニューに追加される仕組みなので、うっかり「Everything」の画面を閉じてしまっても即座に再検索することが可能だ。
さらにフォルダの登録や定型文字列の登録機能も便利。フォルダの登録機能では、あらかじめ任意のフォルダを登録しておくことで、検索対象をそのフォルダ内に絞り込むことができる。定型文字列の登録も同様で、よく使うキーワードをあらかじめ登録することで手軽な検索が可能。どちらの機能も、タスクトレイアイコンの右クリックメニューにフォルダ名や定型文字列が追加され、前述の履歴、フォルダ、定型文字列を切り替えることにより、メニューを選択するだけで検索できるようになる。
そのほか画像のプレビュー機能も備えており、「Everything」の検索結果画面で選択したファイルがBMP/JPEG/PNG/GIF/TIFF/ICO形式の場合、本ソフトのイメージビューワーで画像をプレビューできる。ビューワー画面はリサイズできるほか、画面上の右クリックメニューから対象ファイルや保存フォルダを開いたり、画像形式を変換することも可能。
ソフトウェア情報
- 「Everything Bridge」
- 【著作権者】
- wtr 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7/8
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.01