レビュー
一定時間アクセスのない「Google Chrome」のタブを自動で閉じてくれる「Tab Wrangler」
読んでいないタブを勝手に閉じて、リソースの浪費を抑えてくれる
(2014/10/28 17:18)
「Tab Wrangler」は、一定時間アクセスのない「Google Chrome」のタブを自動で閉じてくれる拡張機能。編集部にてWindows 8.1上の「Google Chrome」v38.0.2125.111で動作を確認した。“Chrome ウェブストア”から無償でダウンロードできる。
開いているタブの数が指定した数(初期設定は5つ)を超えている場合に、一定期間(初期設定は20分)アクティブにならなかったタブを自動で閉じることが可能。ついついタブを開きすぎてしまう人にお勧めだ。読んでいないタブを勝手に閉じて、リソースの浪費を抑えてくれる。本拡張機能が自動で閉じたタブの数は、拡張機能のボタンのオーバーレイ表示で確認することが可能。
“読んでないタブを勝手に閉じる”と聞くと、あとで読むつもりだったタブまで勝手に閉じられてかえって不便ではないかと思う人がいるかもしれない。しかし、拡張機能のボタンを押せば閉じたタブの一覧をポップアップで表示し、個別に開きなおしたり、まとめて復元することができるので、あまり心配する必要はないだろう。
また、自動でタブを閉じる処理を一時的に停止する[Pause]ボタンや、自動で閉じる対象から除外する“ロック”機能も用意されている。現在開いているページをロックするには、ポップアップの[Tab Lock]タブで目的のページのチェックボックスをONにすればよい。
また、[Option]タブで自動ロックの対象にするURLのパターンを登録することも可能。たとえば“Gmail”のページが勝手に閉じられてしまうと困る場合は、“https://mail.google.com/*”を登録しておくとよいだろう。初期状態では“chrome://*”が登録されており、「Google Chrome」の設定に関わるタブは自動で閉じてしまわないようになっている。
ソフトウェア情報
- 「Tab Wrangler」
- 【著作権者】
- Jacob Singh 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 3.1(13/11/14)