レビュー
RAR形式の書庫を解凍できるストアアプリ「UnCompress」
デスクトップ向けの解凍ソフトが利用できない「Windows RT」では必須
(2014/12/25 20:36)
「UnCompress」は、RAR形式の書庫を解凍できるツール。x86/x64/ARM環境に対応するWindows ストアアプリで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。“Windows ストア”から無償でダウンロードできる。
デスクトップ向けのソフトが利用できない「Windows RT」で困るのが、OSで標準サポートされていない形式の書庫の解凍だ。なかでもRAR形式は目にする機会が比較的多く、手持ちのWindows RTタブレットで解凍できず、もどかしく思うことが少なからずある。
そこでぜひインストールしておきたいのが、「UnCompress」だ。RARファイルの解凍しかできない単機能のアプリだが、デスクトップ向けの解凍ソフトが利用できない「Windows RT」では必須のアプリと言えるだろう。
本アプリは、1つのファイルから成る“シングルRARファイル”に加え、複数のファイルに分割された“マルチパートRARファイル”に対応。どちらかのボタンを押してRARファイルを選択し、保存先のフォルダーを指定するだけで、RARファイルの解凍が行える。解凍処理中は、その進捗が円グラフで表示される。
ただし、解凍処理中は他のアプリへ切り替えてはならないので注意。Windows ストアアプリはアクティブでなくなると休止状態になるので、解凍処理が中断されてしまう。解凍に時間がかかると予想される場合は、あらかじめ画面の端へ“スナップ”させて、マルチタスクが行えるようにしておくとよいだろう。
また、本アプリはパスワード付きRARファイルの解凍には対応していないの注意。
ソフトウェア情報
- 「UnCompress」
- 【著作権者】
- Csaba Harmath 氏
- 【対応OS】
- Windows 8/8.1(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.10