REVIEW（10/03/08）

米TVドラマ“クリミナル・マインド”のWOWOW製スクリーンセーバー

凶悪犯とプロファイラーたちの頭脳・心理戦が魅力の犯罪ドラマ

番組はWOWOW 191chで二カ国語版が毎週火曜の午後11時から、字幕版が毎週土曜の午前10時からオンエア中

　（株）WOWOWは、火曜夜11時から放送している海外ドラマ“クリミナル・マインド 4 FBI行動分析課”のオリジナルスクリーンセーバーを公開している。Windowsに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XPで動作を確認した。同局のWebサイトからダウンロードできる。

　近年アメリカのテレビドラマは、犯罪をテーマにした番組が数多く制作されている。たとえば、その筆頭の“CSI”シリーズは科学捜査の視点で犯罪を描き、“コールドケース”は迷宮入りした未解決事件を捜査する。ほかにも、日本人にもっとも馴染みの深い“24”はテロリストとの対決をテーマにし、松田聖子が最新シーズンで出演した“BONES”は人骨から犯罪を解明するといったように、同じ犯罪ドラマでも切り口がそれぞれ異なり、いずれの番組もオリジナル性が高い。

　“クリミナル・マインド”は本国でシーズン5まで続いている人気の犯罪ドラマで、BAU（Behavioral Analysis Unit）と呼ばれるFBIの部署に所属し、犯人像を行動科学的に分析するプロファイラーたちが主人公だ。BAUは怨恨や金銭絡みの突発事件を扱うことはなく、連続殺人や連続誘拐などの凶悪犯罪を捜査対象にしている。

　そのため、犯罪と捜査が同時進行する場面が多く、捜査官たちが次の事件を防ぐために奮闘する様子はスピード感がある。また、知的レベルの高い犯人を相手にするエピソードでは、犯人と捜査官の頭脳・心理戦がスリリングで、本ドラマのスクリーンセーバーが表示する劇中シーンからもその緊迫感が伝わってくるはずだ。