REVIEW(10/07/14)
USBカメラに動くものが映ると画像保存や通知を行う「動体検知ソフト Msako」
ビープ音や用意された音声を鳴らすほか、メール送信やコマンド実行も可能
「動体検知ソフト Msako」は、USBカメラに動くものが映ったことを関知してJPEG画像を保存したり、さまざまな方法で通知できる動体検知ソフト。Windows XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
画面左上にはUSBカメラの映像が表示され、左下には動体を検知した日時がリスト表示される。画面右側はタブ切り替え型になっており、動体検知の感度や画像保存、各種通知などの設定が可能。右下に表示された丸いボタンを押せば動体検知の開始・停止が行える。
動体検知は手動で開始・停止するほか、指定した時刻・曜日・期間に自動で開始・停止することも可能。また、映像上の指定した範囲内のみで動体検知を行う機能も備えており、指定した時間帯のみ指定範囲内の動体検知機能を適用することもできる。
画像を保存する際は、動体が検知されているあいだ[基本設定]タブの“最大サンプル速度”で指定した間隔で画像が保存される仕組み。画像には写った映像以外に撮影時刻や検知した動体の範囲を囲う枠などを付加できる。また、動体を検知した際の画像をFTPサーバーへアップロードすることも可能。
通知は、ビープ音や用意された音声を鳴らすほか、指定したアドレスへメールを送信したり、指定したコマンドを実行することができる。メールを送信する際には、本文に動体を検知した日時を記載したり、画像を添付することが可能だ。
そのほか、簡易Webサーバー機能を備えており、出先から現在映っている映像を確認したり、検知のON/OFFを行える。さらに、動作検知時にPCと接続した外部機器を作動させることも可能。
- 【著作権者】
- Yasuo Ogane 氏
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.7.8(10/07/07)