REVIEW(11/05/16)
平面上のグリッドに立方体を並べて絵や文字が描ける「Adobe Block Builder」
キャンバスを傾け、ブロックを並べて斜め上から見たような画像を作成できる
「Adobe Block Builder」は、平面上のグリッドに立方体を並べることで絵や文字が描けるソフト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows Vista/7で動作確認した。現在、Adobeの運営するライブラリサイト“Adobe Marketplace”からダウンロードでき、動作にはAdobe AIR 2.0が必要。
起動するとグリッドが描かれたキャンバスが表れ、ペンツールでクリック・ドラッグすることでマス目を塗りつぶして絵が描ける。この時点では絵は2次元だが、実は塗りつぶしたマス目は立方体になっており、回転ツールを使って画面をドラッグすることでキャンバスを傾けると、ブロックを並べたような表示になる仕組み。描いた絵は独自形式のファイルとして保存できるほか、表示されている状態をJPEG/PNG画像としてエクスポートすることも可能。
画面上部のツールバーにはペンツールや回転ツールのほか、消しゴムツールや選択ツールが用意されており、選択ツールを使えば立方体を複数選択して移動できる。ペンツールの色は11色用意されているほか、16進数を入力することで任意の色を利用することも可能。また、ツールバー右側の立方体を選択することで、“Adobe Flash”“Adobe AIR”といったAdobe製品のロゴ入り立方体を通常の立方体の代わりに並べることもできる。
さらに、ツールバー上のテキスト欄へ入力したテキストを立方体で表現することも可能。テキスト欄に入力できるのは、大文字のアルファベットで6文字までという制限がある。表現されたテキストは選択された状態になっているので、選択ツールで任意の位置へ移動することが可能だ。
- 【著作権者】
- Adobe Systems Incorporated
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows Vista/7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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