REVIEW(11/11/30)
コンソール画面で動作するリアルタイム更新対応クライアント「Console Twitter」
文字だけのシンプルな画面とコマンドベースの一風変わった使い心地が魅力
「Console Twitter」は、コンソール画面で動作するTwitterクライアントソフト。Windows 2000/XP/Vista/7に対応するフリーソフトで、動作には.NET Framework 3.5が必要。作者のWebサイトからダウンロードできる。
本ソフトは、コマンドラインインターフェイス(CUI)で動作するTwitterクライアント。文字だけのシンプルな画面と、コマンドベースの一風変わった使い心地が本ソフトの魅力と言えるだろう。
また、タイムラインの情報取得に“User Streams”APIが利用されており、更新がリアルタイムで行われるのも本ソフトの特長。一度に表示できるツイートの数は初期状態で5、6個程度となっており若干物足りないが、コンソール画面を大きくすれば一度に表示できるツイート数を増やすことも可能。コンソール画面の大きさは、タイトルバーの右クリックメニューにある[プロパティ]メニューからカスタマイズできる。
利用するには、まず“OAuth”認証でTwitterにログインして、PINコードを入手する必要がある。初回起動時にTwitterの認証ページがWebブラウザーで開くので、手順に従ってPINコードを入手しよう。あとは、それをコンソール画面へ入力すればよい。インストールフォルダに作成される“config.settings”を削除すれば、認証作業をやり直すことが可能。
PINコードを正常に入力すると自動的にログイン作業が開始され、タイムラインがコンソール画面に表示される。テキストを入力して[Enter]キーを押せば、ツイートを投稿することも可能。さらに、“/”から始まるコマンドと、各ツイートに付与されている番号を組み合わせて、返信やリツイートを行うこともできる。利用できるコマンドは以下の通り。
- /rep [番号] [テキスト]
当該番号のツイートへテキストの内容を返信 - /fav [番号]
当該番号のツイートをお気に入りへ登録 - /unfav [番号]
当該番号のツイートをお気に入りから削除 - /rt [番号]
当該番号のツイートをリツイート
そのほか、“/rep”単体を入力してリプライ一覧を表示したり、“/fav”単体を入力してお気に入り一覧を表示することも可能。“/find [テキスト]”で検索を行う機能も搭載している。また、マニュアルには記載されていないが、“/get”コマンドでタイムラインの手動更新が可能なようだ。“User Streams”APIが不調で、タイムラインが正常に更新されない場合などに利用するとよいだろう。
- 【著作権者】
- みむら 氏
- 【対応OS】
- Windows 2000/XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.0.2(11/11/27)