REVIEW(12/02/16)
Google Chromeで開いているページをほかのブラウザーへ「Chrome to any browser」
拡張機能でも常駐型でもない非常駐型のソフト
「Chrome to any browser」は、「Google Chrome」で閲覧中のWebページを、ほかのWebブラウザーで表示する非常駐型ソフト。32bit版のWindows Vista以降に対応するフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。
拡張機能でも常駐型のソフトでもないのが特長で、本ソフトを実行したときのみメニューが一時的に現れ、「Google Chrome」で閲覧していたWebページを「Internet Explorer」「Firefox」「Opera」のいずれかで再表示できる。ただし、Webブラウザーのインストール先がデフォルトでない場合は、本ソフトの設定ファイルを手動で書き換える必要がある。
対象となるWebページは、直前にアクティブだった「Google Chrome」のウィンドウ・タブに表示していたもの。このとき、最小化した「Google Chrome」のウィンドウは対象外になるので、「Google Chrome」のウィンドウを最大化したまま本ソフトを利用したいときは、本ソフトをタスクボタンに登録するなど、状況に応じて使い方を工夫しよう。
そのほか、「Google Chrome」の“シークレット ウィンドウ”で開く機能や、対象ページのタイトル名とURLを「メモ帳」へ渡す機能も搭載されている。なお、本ソフトは32bit環境を前提に作られているが、設定ファイルを手動で書き換えれば、64bit環境でも動作することを編集部にて確認している。
- 【著作権者】
- 柳井 政和 氏
- 【対応OS】
- Windows Vista以降
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.3(12/02/14)