REVIEW(12/05/17)
各ウィンドウのタイトルバーに画面キャプチャー用ボタンを追加する「Schirmfoto」
スクリーンショットの編集・共有機能を備える点もユニーク
「Schirmfoto」は、一風変わった操作と手軽な編集・共有機能が特長の画面キャプチャーソフト。Windows XP/Vista/7に対応する寄付歓迎のフリーソフトで、作者のWebサイトからダウンロードできる。なお、利用の際は名前とメールアドレスの登録が必要。
本ソフトをインストール・起動すると、各ウィンドウのタイトルバーにある最小化ボタンの左隣にカメラをあしらったアイコンのボタンが追加される。これを押せば、当該ウィンドウの画面がキャプチャーできる仕組み。アプリケーションによっては正常にキャプチャーボタンが表示されないなど多少動作が不安定なところも見られるものの、ほかのキャプチャーソフトにはないユニークな機能で面白い。
もちろん、一般のキャプチャーソフトが備えるデスクトップの全体・指定領域のキャプチャー機能も搭載。タスクトレイアイコンの右クリックメニューやホットキーで利用することができる。
また、キャプチャーが完了するとスクリーンショットの編集画面が現れ、クロッピング(切り抜き)やマーキング、図形・テキスト・ウォーターマーク(透かし)の挿入などが行えるのも特長。編集したスクリーンショットはクリップボードへコピーしたり、PNG/JPEG/PDF形式のファイルとして保存できる。さらに、本ソフト専用のオンラインストレージ“schirmfoto.de”へアップロードして、その共有リンクをTwitter/Facebookへ投稿することも可能だ。
- 【著作権者】
- Abelssoft、Ascora GmbH
- 【対応OS】
- Windows XP/Vista/7
- 【ソフト種別】
- フリーソフト(寄付歓迎)
- 【バージョン】
- 2012