REVIEW(12/10/18)
パソコン上で使えるアートフィルター系レタッチソフト「Pixlr-o-matic」
フィルターの組み合わせは600万種類以上
「Pixlr-o-matic」は、アートな写真へ加工できるレタッチソフト。Windowsなどに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows XP/7で動作を確認した。作者のWebサイトでは、単体ソフトとして動作するAdobe AIR版をダウンロードできるほか、その場で試せるWebアプリ版や、「Google Chrome」用アプリ、iOSおよびAndroidアプリも用意されている。
アートフィルター系のレタッチは、スマートフォンアプリの十八番とも言えるジャンルであり、「Instagram」などの定番アプリが存在する。しかし、パソコン用となるとその数は少なく、デジカメに内蔵されているフィルターで妥協している人も多いだろう。
そこでオススメする「Pixlr-o-matic」は、スマートフォンアプリを使うように、さまざまな効果のアート系フィルターでJPEG/PNG画像を加工することができる。色味を変更する“Effects”、画像の上からデコレーションする“Overlays”、縁飾りを追加する“Borders”の3段階でレタッチする仕組みになっており、それぞれ30種類くらいのフィルターから選べる。
パラメーターなどでフィルターの利き具合を調整する機能は搭載されていないものの、設定画面から使用可能なフィルターを追加すれば、“Effects”が100種類、“Overlays”が300種類以上、“Borders”が200種類以上に増えるため、その組み合わせは600万種類を超える。そのほか、画像を正方形にトリミングする機能や、フィルターの組み合わせをランダムに選択する機能を搭載している。
- 【著作権者】
- Autodesk, Inc.
- 【対応OS】
- Windowsなど(編集部にてWindows XP/7で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
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