レビュー

大量のテキストの文字・改行コードをまとめて判定・変換できる「FileCode Checker」

ファイルによってバラバラな文字コード・改行コードを揃えるのに役立つ

「FileCode Checker」v1.0.0

 「FileCode Checker」は、テキストファイルで利用されている文字コードおよび改行コードを判定し、指定したコードへ変換できるソフト。Windows XP/Server 2003/Vistaに対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8でも動作を確認した。ベクターのライブラリページからダウンロードできる。

 本ソフトは、古くから利用されている文字コード変換ツール“nkf(Network Kanji Filter)”のGUIフロントエンド。文字コードはShift-JIS、EUC-JP、UTF-8、UTF-16、ISO-2022-JPに対応。文字コードはWindowsを中心に利用されている“CRLF”、Unix系のOSで標準的な“LF”、Mac OSで利用されていた“CR”をサポートしている。

 使い方は簡単で、テキストファイルを画面へドラッグ&ドロップして登録するだけでよい。複数のファイルやフォルダのドラッグ&ドロップにも対応しており、大量のテキストファイルの文字コード・改行コードを一括でチェックできる。

 さらに、画面右側にあるプルダウンメニューでコードを指定して[変換]ボタンを押せば、登録済みのテキストファイルの文字コード・改行コードをまとめて変換可能。出力先のフォルダを指定することもできる。ファイルによってバラバラな文字コード・改行コードを揃えるといった用途に役立つだろう。

ソフトウェア情報

「FileCode Checker」
【著作権者】
開発室ルドルフ/Nyuki 氏
【対応OS】
Windows XP/Server 2003/Vista(編集部にてWindows 8で動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
1.0.0(09/09/17)

(柳 英俊)