レビュー
あの懐かしい“はさみ将棋”が楽しめるWindows ストアアプリ「挟み将棋」
人間対人間、人間対コンピューター、コンピューター対コンピューターの対戦が楽しめる
(2013/4/24 15:43)
「挟み将棋」は、“はさみ将棋”が楽しめるWindows ストアアプリ。Windows 8/RTに対応するフリーソフトで、“Windows ストア”からダウンロードできる。
“はさみ将棋”は、将棋盤と“歩(歩兵)”の駒(18個)だけを使った駒取りゲーム。“将棋崩し”や“まわり将棋”などと並び、将棋道具を使った遊びのひとつとして古くから親しまれている。小さい頃に年配の人に教えてもらった人も多いのではないだろうか。
“はさみ将棋”では“歩”を先手後手それぞれ最下段に並べ(後手側は“歩”を裏返して“と金”にする場合が多い)、将棋の“飛車”の動きで交互に操る。相手の駒の上下または左右を自分の駒2枚で挟めば、その駒をとることが可能。相手の駒を隅や端に追いやり、自分の駒で周りを囲んで動けなくしても取ることができる。自分の手番で駒を相手の駒の間へ移動させた場合、駒は取られない。
また、複数の駒を一度に挟んで(囲んで)取ることも可能。ただし、本将棋のように取った駒を盤上で再利用することはできない。相手の駒を1枚残してすべて取るか(少なくとも2枚ないと相手の駒が挟めないのでゲーム終了)、一定の手数だけ指したあとに残った駒の多い方が勝ちだ。
このアプリでは、人間対人間、人間対コンピューター、コンピューター対コンピューターの対戦が楽しめる。コンピューターのレベルは6段階で調節可能。どちらかの駒が4枚になるか、300手指すと勝敗が決着する。
初期状態では7×7の将棋盤が利用されるが、設定画面から一般的な9×9の将棋盤や、5×5、6×6、8×8の将棋盤を選択することも可能。盤のデザインが変更できるのもユニークで、チェス風やリバーシ風に変えていつもと違う雰囲気が楽しめる。
ソフトウェア情報
- 「挟み将棋」
- 【著作権者】
- Ultima Architect Inc.
- 【対応OS】
- Windows 8/RT(x86, x64, ARM)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 1.0.1.0