レビュー
「Firefox」「Google Chrome」で利用できるカラーピッカー拡張機能「ColorZilla」
カラーピッカー、スポイト、色分析といった機能を搭載するWeb開発者向け拡張機能
(2013/4/24 17:16)
「ColorZilla」は、閲覧しているWebページで指定した箇所の色情報を取得できる拡張機能。「Firefox」用と「Google Chrome」用が用意されており、どちらも本拡張機能の公式サイトから無償でダウンロードできる。
「ColorZilla」はカラーピッカー、スポイト、Webページの色分析といったさまざまな機能を搭載するWeb開発者・デザイナー向けの拡張機能。もともとは「Firefox」向けに開発されたものだが、現在は「Google Chrome」用の拡張機能も用意されている。「Firefox」版の方が若干こなれた印象を受けるが、基本的に両者ともにほぼ同等の機能を有する。
基本となるのは“Page Color Picker”機能で、拡張機能のメニューから有効化できる。これが有効化されるとマウスカーソルが十字型に変化し、マウスカーソル位置のWebページの色情報がブラウザー画面上部に表示されるようになる。ここではRGB値(16進トリプレット、RGB()関数表記)のほか、当該要素のタグ名やクラス、サイズといった情報もチェック可能。そのままマウスをクリックすれば、RGB値がクリップボードにコピーされ、カラーピッカーモードが解除される。つまり、グラフィックソフトでいうところの“スポイト”として使うことができる。一度取得した色は[Picked Color History]メニューからすばやくアクセスすることが可能。
もうひとつの便利な機能は、Webページの色分析機(Webpage Color Analyser)機能だろう。これはスタイルシートで使われている色を抽出して一覧表示する機能。色を選択すれば、それが使われている部分へジャンプすることもできる。Webデザインにおいては色数が多すぎたり、色遣いに統一性がないことがよくないとされている。こういったツールを積極的に活用して、クールな色遣いを身につけたいものだ。
ソフトウェア情報
- 「ColorZilla」Firefox版
- 【著作権者】
- iosart labs llc
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 2.8
- 「ColorZilla」Google Chrome版
- 【著作権者】
- iosart labs llc
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.5