Windows デスクトップ版「Skype」のログを閲覧できる「SkypeLogView」

「SkypeLogView」v1.52

まず「Skype」ログの保存されたフォルダを指定

　「SkypeLogView」は、Windows デスクトップ版「Skype」のログを閲覧できるソフト。Windows 2000からWindows 8までに対応する寄付歓迎のフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1で動作を確認した。作者のWebサイトからダウンロードできる。

　本ソフトを利用すると、「Skype」によって作成されたログファイルを読み込んで、チャットの呼び出し・インスタントメッセージの送受信・ファイル転送といった利用履歴の詳細を表示することが可能。インスタントメッセージ（テキストチャット）の内容を検索して、表示することもできる。また、選択したログをクリップボードへコピーしたり、TXT/HTML/CSV/XML形式のファイルとしてエクスポートすることも可能。

　利用するには、まず「Skype」ログの保存されたフォルダを指定する。通常は、初期状態で設定されている「Skype」のアプリケーションデータフォルダでよいはずだ。次に、取得するログデータの期間を限定したい場合はそれを指定し、［OK］ボタンを押す。すると、データベースからログが抽出されメイン画面に表示される。ログをダブルクリックすれば、プロパティ画面でテキストチャットの内容などといった詳細情報が閲覧可能。

チャットメッセージの検索も可能

ログのプロパティ画面でチャットの内容が閲覧できる

　なお、本ソフトは実行ファイル単体で動作するポータブルアプリになっている。USBメモリなどに入れて持ち運べば役に立つこともあるだろう。また、動作に「Skype」本体を必要としないので、何らかの理由で「Skype」が起動しない場合でも利用できるのは心強い。