レビュー
「Firefox」のメモリ使用量を削減できる拡張機能「Free Memory」
定期的にメモリの解放処理を行うことも
(2014/10/2 17:05)
「Free Memory」は、「Firefox」のメモリ使用量を削減できる拡張機能。「Firefox」v21.0以降に対応するフリーソフトで、編集部にてWindows 8.1上の「Firefox」v32.0.3で動作を確認した。ライブラリサイト“Add-ons for Firefox”からダウンロードできる。
本拡張機能を利用すると、“Garbage Collection(GC)”や“Cycle Collection(CC)”といったメモリ解放処理を行うことで「Firefox」のメモリ使用量を削減することが可能。これらの処理は「Firefox」の“about:memory”画面から実行できるが、拡張機能のボタンから手軽に利用できるのは便利だろう。
利用するには、まずツールバーに追加される拡張機能のボタンを押す。するとポップアップウィンドウが現れ、“GC”や“CC”、“Minimize memory usage”といったメモリを解放するためのコマンドへアクセスできるようになる。“Minimize memory usage”は“CC”に続けて“GC”を行い、「Firefox」が保持しているさまざまなメモリキャッシュを捨てることで、メモリ使用量を削減する。基本的には“Minimize memory usage”を選択すれば目的は果たせるはずだ。メモリの解放処理が完了すると、デスクトップへ通知される。
また、ポップアップからは“about:memory”画面や本拡張機能のヘルプページへアクセスするためのコマンドが用意されている。
なお、このポップアップは[Ctrl]+[M]キーでも呼び出せる。このキーコンビネーションは拡張機能の設定画面で変更可能。さらに“Timer”欄へ1以上の数値を入力すれば、分単位で定期的にメモリの解放処理を自動実行することもできる。
ソフトウェア情報
- 「Free Memory」
- 【著作権者】
- darkowlzz 氏
- 【対応OS】
- (編集部にてWindows 8.1で動作確認)
- 【ソフト種別】
- フリーソフト
- 【バージョン】
- 0.95(14/05/09)