いまさら聞けないExcelの使い方講座
【Excel】CSVファイルを開いたら文字化け! ちゃんと表示されないときの対処法
2022年12月14日 06:55
文字化けのほか、カンマで区切られていないこともある
CSVファイルをダブルクリックすると、そのままエクセルが起動してファイルが開くことがほとんどでしょう。ファイルの関連付けが自動的に設定されるためです。その操作自体に問題はありませんが、データが正しく表示されない時は困りますよね。以下のように、文字化けしたり、セルに分割されなかったりすると驚いてしまいます。
CSVファイルは、カンマ(Comma)で区切られた(Separated)値(Value)の入力されたテキストファイルなので、業務システムやWebサービスなど、さまざまアプリで利用されます。汎用性は高いですが、文字コードが一致しない場合に上記のような現象が起こります。
Excel 2016以降、文字コードのUTF-8もサポートされ、文字化けを見ることは少なくなりましたが、ゼロではありません。無意識に文字コードを変更して保存してしまうことも考えられます。エクセルで正しく表示できない!? と焦らずに落ち着いて処理しましょう。「Power Query」の機能を使います。
「Power Query」でデータを読み込む
以下は文字化けしてしまったCSVファイルです。[データ]タブにある[テキストまたはCSVから]でほとんど解決できます。ここでは、ファイルを開いた状態から操作しますが、新規ファイルのウィンドウで操作しても構いません。
文字コードの違いを覚えておこう
CSVファイルをダブルクリックして開かずに、新規のエクセルの画面から「Power Query」の機能を使う習慣にしてもいいと思います。文字コードを選択して、正しく表示されることを確認してから読み込むと、二度手間を避けられますね。