知っ得!旬のネットサービス

文章に含まれる接続詞だけをハイライト表示する「接続詞検出機」

接続詞の過剰な使用などを客観的にチェック可能

 本連載では、最近新しくリリースされたか、またはネットで話題になった“旬の”ネットサービスを週替わりで紹介する。

「接続詞検出機」

 「接続詞検出機」は、貼り付けた文章に含まれる接続詞だけをハイライト表示する文章推敲用ツール。“また”“だが”“しかし”といった接続詞にマーカーを付けてわかりやすく表示してくれるので、文中で接続詞を過剰に用いていたり、またひとつの段落内で同じ接続詞を繰り返し使っていたりと、望ましくない使い方がないか客観的にチェックできる。

 本稿執筆時点では96個の接続詞が登録されており、用意されているフォームに文章を貼り付けるだけで、文中に含まれる接続詞にマーカーがつけられた状態で表示される。マーカーの色を変更したり、ほかの強調表示を用いるといったオプションはない。また文字列として一致するかだけを判定しているようで、動詞+助詞の“○○すると”を、接続詞の“すると”とみなしてマーカーを付けるケースも見られた。サービス提供者はあくまでも“補助用のツールとして参考程度に”使うよう呼びかけている。

 本サービスは小説をはじめとした創作を支援するツールとして提供されているが、ビジネス文章や論文などの用途にも利用できる。提供元のタロットプロットではこのほかにも、貼り付けた文章に含まれる会話文だけをハイライト表示する「会話文抽出機」などのツールも提供している。

ソフトウェア情報

「接続詞検出機」
【提供元】
タロットプロット
【利用料】
無料