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“目から鱗”と思ったことを記録・蓄積「鱗捕集機」

大前研一氏のアイデアに基づいて半年後に自分の成長ぶりを確認する

(10/01/14)

「鱗捕集機」「鱗捕集機」

 “目から鱗が落ちる”と思ったことを記録・蓄積しておく専用のメモソフト。資格試験などを目指している学生や、何らかの研修を受ける社会人などにお勧め。

 本ソフトは、経済評論家や経営コンサルタントとして知られる大前研一氏が著書『「知の衰退」からいかに脱出するか?』などの中で述べられているアイデアに基づき作られたもの。氏によれば、講義中などに学生らが“目から鱗”と思ったことを集めておき、半年後に読み返したとき『自分はこの程度のことに感心していたのか』と感じれば、自分がどれだけ成長したのかがわかり、学習のモチベーションが上がるのだという。

 これを読んだ作者が、フリーソフトとして作成したのが本ソフト。入力欄に“目から鱗”と感じたことを一行で記入して[うろこが落ちました。]ボタンを押すと、プログラムと同じフォルダの“鱗”というサブフォルダ内に作られるテキストファイルに、入力した内容と日時が記録される。このテキストファイルを半年後「メモ帳」などで開いて読み返してみれば、自分の成長ぶりを実感できるというわけだ。

 また、いくつか記録したあとに左上の[今は何枚?]ボタンを押せば、“目から鱗”として記録した数が、ウロコ模様のアイコンとともに表示される。

【著作権者】
111 氏
【対応OS】
(編集部にてWindows XPで動作確認)
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
-

(川原 徹也)