Kindleベストセラー書籍のシリーズ第1弾『一生使える見やすい資料のデザイン入門』が期間不明で56%オフ

何問正解できる? 見やすい資料の○×クイズ

Kindleベストセラー書籍シリーズがお得な価格で購入可能

 Amazon.co.jpでKindleベストセラー書籍のシリーズ第2弾『一生使えるプレゼン上手の資料作成入門』Kindle版の初回限定セールキャンペーンが現在実施されており、12日までの期間限定で電子書籍のKindle版が1,555円(税込み、以下同)で購入可能です。

 一方、シリーズ第1弾の『一生使える見やすい資料のデザイン入門』Kindle版が、通常価格1,944円から56%オフとなる864円で販売されています。

 シリーズ第1弾『一生使える見やすい資料のデザイン入門』Kindle版がいつまで864円で購入できるのかはわかりません(記事化するにあたり担当者に問い合わせたら「わからない」って返答でした!)。しかし、よい機会なので、このシリーズ第1弾『一生使える見やすい資料のデザイン入門』の見どころを○×クイズ形式で紹介します。すべての図は本書からの引用となります。

【第1問】「言葉で説明」「写真で見せる」ではどっちが見やすい?

どっちが見やすい? A or B (AとBの図は「一生使える見やすい資料のデザイン入門」より抜粋、以下同)

 たとえばリンゴについて説明する場合、「赤い」「丸い」「果物」など言葉でいろいろと説明をするよりも、実物を見せたり、写真を見せたりするほうがすぐに伝わります。

 仕事の資料においても同様で、売上の推移についてプレゼンするなら数字の羅列よりもグラフを見せるなど、言葉で説明するよりも「視覚」で見せるほうが相手に伝わりやすくなります。

 ということで、第1問の答えは【B】です。

【第2問】要点の図解と箇条書き、どっちが見やすい?

どっちが見やすい? A or B

 箇条書きにするとよいシーンもありますが、とにかくなんでも箇条書きにするのがいいとは限りません。Bの図は、文章が長くて読み進めづらく、冗長な印象です。また、内容の順序やストーリーがわかりづらいです。

 それぞれの要素に順序や流れがある場合は、要点だけをピックアップし、矢印などを使ってストーリーを可視化するほうが親切です。Aは、アプリの効果やどんなアプリなのかが順序立てて紹介されていてわかりやすいです。

 ということで、第2問の答えは【A】です。

【第3問】棒グラフ、どっちが見やすい?

どっちが見やすい? A or B

 グラフの捉え方は人それぞれです。データをただ貼り付けただけでは意図を正しく理解してもらえない可能性があります。

 Bのグラフは色数が多くてごちゃごちゃして見える上に、説明文の内容がグラフのどこを指しているのかひと目ではわかりません。

 Aは地域別にグラフを分類し直し、重要な箇所にだけ色付けして目立たせているのでグラフの意図が明快です。また吹き出しを使った説明文が該当のグラフのそばにあるため、何について説明しているのかがすぐわかります。

 ということで、第3問の答えは【A】です。

【第4問】表紙スライドはどっちが見やすい?

どっちが見やすい? A or B

 Aは、パワーポイントに登録されているデザインをそのまま使用しています。プロジェクトの内容と連動しているわけでないのでイメージが伝わりませんし、文字サイズにメリハリがないため何を一番伝えたいのかがはっきりしません。

 Bでは、文字を「何の資料で」「何を提案し」「誰が作成・発表するのか」の3つにグルーピングし、最も重要な「何を提案するのか」を示すタイトルを一番大きくしています。

 プロジェクトのイメージを印象付けるため、背景に写真を画面いっぱいに敷いています。そのままでは文字が見づらいので、写真の上に、資料のメインカラーの四角形を30%の透明度で乗せています。

 写真を全面に貼り付けただけでは野暮ったいので、右下には白色の直角三角形と四角形を組み合わせた図形を配置。名前を書くエリアを設けてメリハリを付けています。

 ということで、第4問の答えは【B】です。

資料を見やすくするだけで、伝わりやすい資料に変身!

 同じことを説明していても、見やすさにこだわるだけで、相手に伝わりやすくなります。

 「気が付けば箇条書きばかり」「写真や文字をどうレイアウトしていいかわからない」「グラフの見栄えをよくするにはどうしたら?」そういったことに悩んでいる人は、シリーズ第1弾『一生使える見やすい資料のデザイン入門』を読めば、解決方法が見つかるかもしれません。